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羽口交換機

羽口交換機とは

  • ディーゼルエンジン駆動により油圧を発生させ、走行、傾動、昇降及びハンマーの前後進を油圧により行います。
  • 正逆打兼用のエアーハンマーを搭載し、引抜逆打撃、羽口打込み正打撃を行います。油圧ジャッキとハンマーの打撃を併用することにより容易に羽口の引抜き、打込み及び内冷管の引抜きを行うことが出来ます。
  • 羽口を引抜いた後のノロ落としや、内面の削りは小型エアーハンマーを円周にそって旋回しながら打撃により表面を削ります。ハンマーはエアー駆動で、旋回は油圧により行います。
  • エンジン操作盤にてエンジンを始動すれば、後の操作はすべて有線の操作盤にて作業箇所を見ながら操作を行います。
  • 2ケのランプが上下についていて暗い場所での作業も容易に行います。
  • 引抜き、打込み、内冷管外し、内面削りロッド等はすべて1本の落としピンにてセットされ、取付、取外しは簡単に行うことが出来ます。
  • ゴムクローラーでその場旋回、方向転換、細かい位置変更が容易に出来ます。エンジンは建設省排出ガス規制をクリアしたものです。

羽口引抜移動

羽口交換機写真1 引抜ロッドを装着して、油圧ジャッキ及び正逆兼用エアーハンマーにて羽口を引抜きます。引抜いた羽口はロッドに乗せたまま移動出来ます。

羽口内面削り

羽口交換機写真2
内面削りロッドを装着して、羽口を引抜いた後のノロ落しや羽口挿入部の整形の為内面を削ります。削り機は削りながら前後、円周を旋回します。

羽口打込みセット / 羽口打込ロッド

羽口打込ロッドを装着して先端に新しい羽口を乗せて位置決めを行いエアーハンマーの正打撃により羽口の打込みを行います。
羽口交換機写真3

内冷管取外し作業 / 内冷管引抜ロッド

内面削り機を装着して、引抜ロッドの引掛部の耐火材を破砕しておく。次に内冷管引抜ロッドを装着して管内に挿入すれば引掛部管内に当たり引込前方に出る。ここで内冷管の先端にて引掛部を開き、油圧ジャッキとハンマーの逆打により引抜きます。
羽口交換機写真4

内冷管取外し作業 / 内冷管打込ロッド

内冷管打込ロッドを装着し、羽口内に仮セットされた内冷管をロッド先端にセットします。位置決めを行いハンマーの正打撃により打込みます。
羽口交換機写真5

仕様

全体仕様

重量 2,870kg
全巾 1,170mm
全長 3,674mm
ハンマーストローク 850mm
全高 1,380mm
ディーゼルエンジン出力 17PS
油圧 21MPa
油量 25ℓ / min
打撃機形式 KD-4H2型
打撃空気消費量 5~7M m³
走行速度 15m / min
ゴムクローラー巾 260mm
登坂能力 20°

各種ロッド仕様

  羽口引抜きロッド 羽口打込みロッド 内冷管引抜きロッド 内冷管打込みロッド
重量 90kg 108kg 145kg 190kg
全長 2,020mm 2,094mm 1,850mm 2,090mm
Φ80mm Φ80mm Φ80mm Φ80mm

羽口内面削り機

型式 R-56A型
重量 80kg
全長 1,785mm
Φ80mm
空気消費量 1.5N m³ / min
打撃数 2,000blow / min
油圧モーター J32EBD

打撃ハンマー

型式 KD-4H2型
重量 270kg
全長 1,390mm
前打撃力 28kg / m
逆打撃力 28kg / m
空気消費量 5~7M m³
打撃数 2,000blow / min
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